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[基本データ] ホイールべース:82mm 使用ドライブシャフト:60mm 対応ギヤ比:3.5 1、3.7 1、4.1、4.2 1、5 1(※) 使用カウンターギヤシャフト:ストレート 使用プロペラシャフト:1.4mmZERO用 ターミナル:B型 重量(シャーシ骨格のみ他未装着):?g ※詳しくは ミニ四駆グレードアップパーツマッチングリスト(ギヤ比) を参照 [概要] TZシャーシの発展型として開発されたシャーシ。 ZEROに対するS1、といいたいところだが、実際はTYPE-2に対するTYPE-4のような残念な立ち位置。というより殆どそのままである(後述)。 フロントとリヤにSXシャーシと同じ規格のネジ穴が追加され、SX用GUP(FRPステーなど)が取り付けられるような改良がなされ、TZシャーシとVS・SXシャーシのいいとこ取りしたシャーシで良シャーシと思われがち・・・ (TZとフロント比較) (TZとリヤ比較) だが、TZシャーシよりギヤカバー等駆動系の精度が悪い、2点止めリヤステー取り付け部分は脆く、すぐ壊れてしまうなど欠点が多く、速くするには(あるいは速くなってからの改造は)相応の技術が必要である。 正直TZシャーシに間に合わせの突貫工事をしただけ、という感が否めない。 また、フロントバンパーのスラスト角が1.5°とTZシャーシの半分となっているためコーナリング速度は向上しているが、LCクリアの為の限界速度が低い。 ちなみに、リヤステーが付属するキットにはVSシャーシと同じタイプのものが採用されている。 また、ギヤケースの設計がほぼ同じため(後部ギヤケースだけ若干違う)TZ用の強化バッテリーホルダーが使える。 リヤギヤケースのスパーギヤ後方、ココが唯一ギヤケースで形状が変更された部分である。 (赤丸のところ。解りにくいが、二点止めリヤステー装着のために若干形状が変更されている) このため、軽量超速ギヤのギヤケースは無加工では使用不可となっている。 まぁ水色超速とチョイ速ギヤ使えるから良っかw 上記の通りTZに対してあまりメリットがなく、むしろ駆動系の出来の悪さで不利になっている。 これはまさにTYPE-2に対するTYPE-4の関係・・・。アカン キットへの採用状況も似通っており、2次ブーム時に至ってはバニシングゲイザーしか採用されない有様。 後に干支ミニ四駆で採用され、GPAシリーズとレーサー二種やサイクロンマグナム・ハリケーンソニックのプライズ版でも採用されたおかげで車種とカラーバリエーションが増え分マシと言えるが、その殆どがかつてのシリーズの焼き直しという(バニシングゲイザーはバックブレーダーの流用、マッドブルも実はグラスホッパーの金型改修)状況まで再現している。 完全新規設計のバハキングJr.が発売されたことがせめてもの救いだろうか・・・ 最近、上記ミニ四駆グレードアップパーツマッチングリスト(ギヤ比)にて水色カウンター+黄色スパーの超速ギヤと、スパーを共有しているハイスピードEXギヤに対応しているということが明記されたため、数少ない利点となっている。 そして現在もレギュラーでラインナップしているのはバニシングゲイザー1種類だけ。これまた扱いがひどい(2013年11月2日(土)にマッドブルJr.が再販) そのバニシングゲイザーにしても某量販店で350円で投げ売り(ボディ単体で買うと320円。ステッカーシャーシその他ついて差額たったの30円・・・)されたりと扱いが酷い・・・ 余談だが、実はVSシャーシより後発である。 そのため、バハキングJr.が最後の完全新規設計レーサーミニ四駆ということを考えると、レーサーミニ四駆の最後を飾ったシャーシとも取れる。 一番最初のTYPE-1から始まり一番最後のTZ-Xで終わったという、レーサーシリーズはなんだか壮大なシリーズとなった。 まぁ三次ブームの今となってはスラッシュリーパー、コペン、パンダ、ネオVQSがあるんだけど・・・ また、二次ブーム時に発売された次世代シャーシの中では唯一干支ミニ四駆に採用されたシャーシだったりもする。 以下カラーバリエーション ブラウングレー 一番最初のバニシングゲイザーで採用された色。 今のところバニシングゲイザー一車種でしか採用されていない。 初期のZEROのようにシャーシ本体とギヤケースで若干色が違う。 ブラック レーサー二車種、およびビートマグナムGPAなどで採用された色。 また、フルカウルミニ四駆25周年記念仕様のポリカABS仕様(TZ-X強化シャーシ ブラック ITEM 95127)も登場。 シャーシ本体がポリカABSで、Aランナー、VS型リヤステーはABS製。 また、シャーシ裏にビートマグナム初期ロット版のように、「FULLY COWLED MINI4WD 25th ANNIVERSARY」の刻印が入る。 ホワイト 干支ミニ四駆(2001年・バニシングゲイザー)及びブーメラン・10 GPAやサイクロンマグナム メモリアルなどで採用された色。 干支ミニ四駆のものはホイール及びフロントローラーが白、タイヤがクリアーという白ずくめになっている。 後にGUPとして限定発売される(何故かタミヤのホームページの限定販売アイテムの項に載っていない。ITEMは94606)。 後にハリケーンソニック21stに付属した際は、珍しいピンク(蛍光ではない)のギヤカバーが付属した。 また、GUPで下記の強化レッドとセットの強化ホワイトが発売になる。 シャーシ本体がポリカABSで、ギヤケースはABS製。 サイクロンマグナム メモリアルのものはシャーシ裏に「FULLY COWLED MINI4WD 25th ANNIVERSARY」の刻印が入る。 レッド GUP。 強化素材で、上記の通り強化ホワイトとセット。 強化ホワイトと同じく、シャーシ本体がポリカABSで、ギヤケースはABS製。 随分後になって、プライズのサイクロンマグナム21stでABS製の物が登場した。 ライトグレー ハリケーンソニック21stのクリヤーレッド・スモークの2車種でのみ採用されたカラー。 同車の流通量がさほど多くなかった為か、なかなか希少なカラー。 同色のギヤケースは存在せず、ブラックのギヤケースが付属した。 蛍光グリーン サイクロンマグナム21st2で登場したカラー。 TZには同色のギヤケースが付いてきたが、こちらに付属しているのはブラックのギヤケースで 蛍光グリーンのTZ-X用ギヤケースは現在の所存在しない。 蛍光イエロー サイクロンマグナム21st2で登場したカラー。 TZには存在しないカラーだが、こちらも蛍光グリーン同様に同色のギヤケースは存在せず、 代わりにホワイトのギヤケースが付属していた。
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SuperX(スーパーエックス) chassis(シャーシ) [基本データ] ホイールべース:84mm 地上高:5.2mm 使用ドライブシャフト:72mm 対応ギヤ比:3.5 1、3.7 1、4 1、4.2 1、5 1 使用カウンターギヤシャフト:ツバつき ターミナル:X型(新規設計) 重量(シャーシ骨格のみ他未装着):15g 特徴 エアロミニ四駆 マックスブレイカーとシャドウブレイカーZ-3にて初登場。 以前のシャーシには見られなかった様々な試みが施されている。 フロントバンパーの強度は2次ブーム時のシャーシ中最上位であり、またシャーシサイドの捩れ剛性も非常に高い。 このため井桁(バンパーをFRPで作る方法)にする必要性がほとんどない。 リアステーはネジ2点支持になり、ステーの保持力が増した。 ただし、付属のものは強度・拡張性が低く(特に強度は致命的)、前後ローラーベースも広くなるのでGUPのものに交換したほうが無難。 駆動系はTYPE2系シャーシを改良したもので、ワイドな設計を生かしてプロペラシャフトを左側に配置、コの字形に動力を伝達するという独特の構造になっている。 駆動系精度においてはVSシャーシと同等か若干劣るものの、素のままでもけっこう速い。 1.4mmのプロペラシャフトを使うミニ四駆シャーシの中では当時では唯一オレンジクラウンを使っている。 これは従来のシャーシがレイアウトの関係で、ピニオンギヤを避けてプロペラシャフトを車軸(ドライブシャフト)より下方に設置しなくてはならなかったのに対し、SXではピニオンギヤとは一切干渉しない正反対側にペラシャが配置されている関係から。 ワイドに設計された分、バッテリーやモーターの位置を低く設置され、さらに低重心となった。 ホイールベースは84mmとミニ四駆中最長で、トレッド幅も長くなっている。 そのため、2次ブーム以前のミニ四駆シャーシとしては唯一72mmドライブシャフトを標準装備し、ペラシャも専用のものが用意されている。 これは直進性と安定性において有利であるが、コーナーで大きく減速する要因となる。 その所為か、次代のVSでは真逆のコンセプトが取られている。 また、このシャーシはモーターを底部から取り外せるようになっている。ボディを外さなくていいのでモーター交換が楽。 この構造は単純に便利というだけではなく、TYPE-2式ギヤケースの欠点を解消していると言える。つまり通常のTYPE-2式に比べ、一々カウンターギヤ(カウンターギヤシャフト)を外さなくて良いので、メンテナンスの手間がかなり省ける。 更にバッテリーホルダーもヒンジを使った開閉式の大きなものに変更され、電池交換の際に無くす心配が大幅に減少した。 しかも、他のシャフトドライブシャーシのものと違い4点で支えるので、保持性能が最も高いといえる。 発展・改良型としてスーパーXXがある。 このシャーシは特に強度面と安定性から、立体レース用の入門として後継のXXとともによく用いられる。 過去に、限定生産としてカーボン入り強化シャーシがグレードアップパーツとして販売された。 2009年7月18日に限定キットとして「マックスブレイカーCX09 ブラックスペシャル」が販売された。 他のバリエーションとして、ブラウングレー、ブラック、スモークブラック、ホワイト、レッド、蛍光オレンジ、ブルーなどのカラバリがある。 以下、カラーバリエーションについて。 ブラウングレー 最初に発売された色。エアロミニ四駆に採用されているものは大抵これである。 ブラック ナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版とマイティミニ四駆シリーズ、及びマックスブレイカーTRFに採用されている。 尚、マイティシリーズに入っているギヤカバー他のランナーはエアロシリーズと同じグレー系であるが、マックスブレイカーTRFに付属しているものは、シャーシもギヤカバーも共にブラック。 ナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版はライトスモークになっていた。 2011年9月にGUPとして、ポリカ仕様のものが赤とセットで販売された。 スモークブラック ナックルブレイカー ブラックスペシャルにて標準装備されたほか、限定GUPとしても販売されている。 ちなみに、GUPのものはナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版と同じ、クリアカラーのギヤカバーが付属する。 ホワイト 限定グレードアップパーツとして存在する他、マックスブレイカー、シャドウブレイカー、マックスブレイカーTRFの各クリアスペシャルに付属していた。 カーボン強化 頑丈さはもはや説明の必要もない。 黒っぽいが、材質変更の所為か純黒ではなく、ダークグレーに近い。 限定GUPのほか、マックスブレイカーCX09にも採用されている。 (CX09のほうが色が濃い) ギヤカバーの色が豊富で、GUPではグレー、パープル、オレンジといった片軸チューン系モーターのような色、そしてCX09に付属しているダークなメタリックグレーの全4色がある。 2010年3月にグレーのギヤケースで再販。 レッド 2009年辺りにレースの景品としてシャーシのみ配布されていたが後の2011年9月にGUPとして、ポリカ仕様のものが黒とセットで販売された。 こちらにはギヤケースが付属する。 蛍光オレンジ 海外の代理店企画商品。 東南アジア限定ライジングトリガーキットに付属。 シャーシ、ギヤケースとも蛍光オレンジで、フロント用ゴムリングローラーも同じ色のものが同梱される(ノーマルのブラウングレーのものも付属する)。 その他、ボディは濃い目のクリヤーブルーでホイールはホワイト、タイヤはクリヤーとなっているなど、出来うる限りのすべての部品がスペシャルカラーになっている。 ブルー 昔抽選会にて配られた。
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MA(エムエー) chassis(シャーシ) [基本データ] 全長(キット素組み):156mm(※) 全幅(同上):97mm(※) 地上高:2.2mm (小径ローハイト装着時)(※) ホイールべース:80mm 使用ドライブシャフト:60mm 対応ギヤ比:3.5 1、3.7 1、4 1 使用カウンターギヤシャフト:ストレート×2 ターミナル:MS 重量(シャーシのみ):24g 重量(ボディ、ボディキャッチ、電池を除いたノーマルの全重量):77.7g ※ これらの寸法はキットにセットされている部品により異なる。特に限定キットなど。 概要 素材 駆動系 電気系 バンパー サイドガード リヤステー その他 総合的に見た利点と欠点利点 欠点 総評 余談 カラーバリエーション等シャーシ本体 ギヤケース類(Aパーツ) 概要 MSシャーシの登場から8年経って発表された後継シャーシ。ミニ四駆PROシリーズでの展開となり第1弾はブラストアロー。 新世代のシャフトドライブシャーシであるARシャーシで培った空力設計を、MSと同じダイレクトドライブ方式に取り込んで発展させたものとなっている。 空力を考慮したデザインに、従来でも最高クラスの駆動効率を誇っていたMSシャーシから、一体構造のシャーシにすることで更に駆動を洗練したとされる。 形状としてMSの様に3分割ではなく一体成型のモノコック式だが、これは3分割方式での性能向上の限界や、一体成型式の方が、強度や精度を出しやすいという事もあるだろう(*1)。 素材 本体はABS、または一部キットでポリカABSが採用され、AパーツはPOM製。なのでMAシャーシのキットで初めて520サイズの低摩擦プラベアリングが登場し、素組でのカウンターギヤの抵抗が更に下がった。 駆動系 MSシャーシで採用されたダイレクトドライブをそのまま踏襲し、一体型になった事で更に駆動効率を高めている。 その上で低摩擦プラベアリングを軸受として採用しており、駆動のロスも最小限に抑えている。 ギヤカバーは、フロント側ギヤから中央のモーター、リヤのギヤまで全て覆うようになっている。MSでは構造上、センターシャーシの一部が前後スパーギヤのギヤカバーを兼ねていたが、MAではスパーギヤも全て覆うようになっている。取り付けはARの経験を活かしたスライド式を採用し、信頼性を高めている。 ギヤカバー中央部、モーター直上にARの中央部のようなビス穴がある。 スイッチはMS軽量センターシャーシやS2などによく似た、円形のターン式を採用している。 ホイールベースとトレッドもMS譲りでコンパクト。大径タイヤ使用時はどうしてもトレッドが広くなってしまうが。 電気系 ターミナルはMSと同じ。ただしギヤカバーの形状変更の為か固定方式が異なる。 MAの場合、シャーシの溝にターミナルをはめてチップ状部品(ギヤカバーと同ランナーに成型)を差し込んで固定している。 ちなみに、バッテリーホルダーはMS強化ギヤカバーのような独立型であり、スライド式ギヤカバーの隙間を埋めるような突起が存在する。この突起により走行中のギヤカバーのずれを防ぎ、さらにシャーシの強度を高めている。 しかし頑丈に作られた分、電池の脱着はかなり固く、シャーシ形状を優先したためかMSにあった電池を押し出すための穴orパッドは廃されており、電池交換に多少の力とコツが必要。 MSシャーシのように底面に電池を押し出す為の穴を開けたり、中央のAパーツ等にテープ等を張り付け、引っ張ると電池が浮き上がるようにする対策を行うと外しやすくなる。 ついでに記述すると、電池ボックス左前方のリブは切り取っておくと電池を傷めにくい。 ネオチャンプ等の国際規格のサイズ(電池の肩が高い)で作られた電池にはリブがあると窮屈で、電池の出し入れで必要以上に電池の外装に傷が付きやすいため。 バンパー ARのものをベースとしているが、直線的なデザインとなっており、左右にビス穴を2個づつ追加して拡張性を強化している。 上側はフラットかつスラスト角が付いているため拡張が楽で、下側はアッパースラスト気味になっているため、ブレーキステーをただ装着するだけで丁度いい角度でブレーキを使用できる。 ただしバンパーレスセッティングにする場合はスラスト角の調整が必要となる。 サイドガード 前作のMSシャーシで廃されていたサイドガードが復活している。 これはマスダンパーなどを配置するセッティングが普及したため設置された。 形状はバンパーなどと同じくARのものをベースとした形状だが、ARに近い規格のネジ穴の外側にさらに同じようなネジ穴が二つ追加され、左右4つづつネジ穴がある。外側のネジ穴は、MAのラインナップに多い実車系の大型ボディに対応するためのもの。 内側も外側もビス穴の幅が前後で違う。FRPをビス止めした際斜めになるようになっている。内側は広がるように、外側は狭まるような形になる。 一番外側のビス穴の幅で84mmで19mmローラーをここに装着すれば規定幅に合わせやすくはなる。 リヤステー MS、ARと同じく一体型であり、バンパーと同じくARの物をベースとしているが、こちらもビス穴を2個づつ追加して拡張性を強化し、直線的なデザインとなっている。 ARのデザインを受け継いでる為このリヤステーも左右分割式だが、AR以上に頑丈な設計になっている。左右をつなぐスキッドバーも引き続き装備される。 ちなみにスキッドバーは、ARの物と同じ形状をしている。 その他 ギヤやモーター、電池などは従来と同じくシャーシ上面から出し入れする方式である。そのため、ARのように主要部品の殆んどをシャーシ裏から取り出すことはできない。しかしその分、シャーシ裏に余計な凹凸がほとんどなく、エアロデザインを謳っているだけありAR以上にすべらかな形状になっている。 またボディキャッチは、ARのモノが強度が高い代わりに何かと扱いが難しいものだった反省からか、スーパー2シャーシのボディキャッチを強化した形状の扱いやすいものになっている。 素材はPOMなので、滑りやすいと思ったら掴む場所にマルチテープを貼って摩擦を与えるといい。 総合的に見た利点と欠点 利点 シンプルにまとめられたパーツ構成により、初心者でも扱いやすい とにかく強度、剛性が高く、簡単には壊れない ダイレクトドライブかつ一体成型ゆえの駆動効率の良さ シャーシの見た目に反して走りはコンパクトな設計 欠点 剛性の高さが仇となって柔軟性には欠ける(着地などの衝撃を吸収しにくい) 穴の少ないデザインもあって全シャーシでも最重量級 MSと同様、中央の幅が広いせいでタイヤ径によってはトレッドを狭くしづらい 電池の着脱が面倒 総評 初心者におすすめできるシャーシとして真っ先に候補に挙がるシャーシ。 ファーストトライパーツセットと前後ブレーキを装着しただけでそこそこの走りが出来てしまうし、その組立も楽な部類。 上記に挙げた欠点も少々の加工で解決できるものが多く、駆動効率や剛性などの利点を削がないで済むのも楽な点として挙がる。 MSフレキに押されて人数こそ多くはないが、レースの優勝も時々見かける優秀なシャーシであると言える。 余談 走行時のトラブルを防ぐためか、従来とは違う固定方法や従来よりも取り付けが固くなっている所が多々あり、組み立てやメンテナンスにコツが必要である。 特に、ターミナルやモーターの取り外しには専用の治具(キットに付属)を使用しなければならない、バッテリーホルダーも上記のような特徴の為、今までのシャーシの多くが片側のロックを外せばホルダー全体が外せる(あるいは持ち上げられる)構造だったのに対し、MAでは両方を外さないと取り出せない構造となっている、電池を押し出す穴がないので取り出す時は電池の後ろ側を一旦押して前側を浮かせなければならない等、注意しなければならない。 ボディはキット付属のもの以外にも、MSシャーシ用ボディの多くが装着可能。 また、MSシャーシのように分割されたシャーシの接続部がなく、当然その部分も出っ張っていない為、MSに比べてシャフトドライブシャーシ用ボディが載せ替えやすくなっている。スラッシュリーパーなどのようにボディによっては無加工で載せられるものもあれば、少なからず加工が必要になるものもある。 ビートマグナムTRFなどは、コックピット下とボディキャッチ裏の補強板を削ってやるだけで載っかる(*2)。 ノーマルのビートマグナムでは、それに加えてサスペンションの下部も干渉するので、そちらも加工する必要がある。 カラーバリエーション等 シャーシ本体 ロット番号 素材 色 備考 A913712-00 ABS グレー 品質にバラ付きが多いが、最初期ロットの宿命。ブラストアロー 蛍光グリーン MA蛍光カラーシャーシセット(グリーン) ホワイト サンダーショットMk.Ⅱレッドスペシャル クリアーレッド タミヤ直営大会等での入賞賞品 A913770-00 ブラック ブラストアロー ブラックSP シルバー ヒートエッジ グリーンSP ポリカABS ブラック ライキリ ジャパンカップ2016 ホワイト MA強化シャーシセット(ホワイト) レッド MA強化シャーシセット(レッド) ギヤケース類(Aパーツ) 色 初見車種 ライトブルー ブラストアロー グレー フェスタジョーヌ ホワイト ブラストアロー ブラックSP 蛍光グリーン MA蛍光カラーシャーシセット(グリーン) ブラック ヒートエッジ グリーンSP イエロー ネオファルコンMK.ⅡレッドSP パープル アバンテMk.Ⅲジャパンカップ2015リミテッド レッド ミニ四駆スターターパックMAパワータイプ VZの編集ついでに見やすく編集中。今はその他でまとめてる所もなるべくしっかりカテゴリわけして書きたいと思ってる -- 名無しさん (2020-03-31 05 30 51) フレキってわけじゃないけどMAのサスペンション機構はまあまあネットで見かけるね。実用性の程は知らんけど -- 名無しさん (2021-08-07 12 19 27) 知らんがな!としか。今どきちょっとまともに組んでればコーナーで飛ぶ事はまずないし、スロープで一番大事なのはブレーキだし、まずは現地で色々試してみて -- 名無しさん (2021-08-08 13 37 16) POM素材だしそんなに脆くは無いと思うけど、心配なら素直にベアリングローラーつけるのが良いと思う。ブレーキは本当に奥が深すぎるから色んなパターン試してみて。 -- 名無しさん (2021-08-09 00 13 50) ベアリングはHGや620を買うつもりがないならプラベアリングを使い続けるくらいでいいかと。低摩擦プラも結構優秀なので。駆動の異音はギアを交換する、別のモーターで試してみる、ギアの壁とかにもちゃんとグリス塗る、あとは半信半疑だけどシャーシを煮沸して歪みを取るとか?それでもだめならシャーシそのものの個体差でハズレ引いたとかも考えられそう -- 名無しさん (2021-08-09 12 20 26) 利点欠点、総評とか入れてみた。正直総評については文章の推敲がまだ甘い自覚があるので、改良案が出次第追記する。もしくは誰か追記してもらっても。(若干他力本願w -- 名無しさん (2023-02-26 19 56 22) ギアカバーを加工せずともMAシャーシのAパーツ8番を上手に扱える事ができればフレキの作成ができそう -- 名無しさん (2023-12-29 12 13 12) 名前 コメント
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[基本データ] ホイールべース:84mm 使用ドライブシャフト:72mm 対応ギヤ比:3.5 1、4.1、4.2 1、5 1(※) 使用カウンターギヤシャフト:ツバつき ターミナル:X型(新規設計) 重量(シャーシ骨格のみ他未装着):15g ※詳しくは ミニ四駆グレードアップパーツマッチングリスト(ギヤ比) を参照 [概要] エアロミニ四駆 マックスブレイカーにて初登場。 以前のシャーシには見られなかった様々な試みが施されている。 トレッド・ホイールベースがそれまでの競技用シャーシでは最大であり、大型のシャーシになっていてそれを生かして各部にそれまでのシャーシになかった補強や新構造が採用されている。 フロントバンパーの強度は2次ブーム時のシャーシ中最上位であり、またシャーシサイドもサブフレーム構造により捩れ剛性も非常に高い。 このため井桁(バンパーをFRPで作る方法)にする必要性がほとんどないシャーシである。 リヤステーは新型のネジ2点(+従来の1点)支持方式になり、ステーの保持力が増した。 この2点支持方式はこのシャーシ以降に登場した全てのシャーシ(一部のリヤステーが一体型のシャーシでも2点支持部は残っている為)で採用されている非常に優れた規格となっている。(1点支持部は構造上の都合で一部のシャーシにおいてはなくなっているものもある。) ただし、付属のものは強度・拡張性が低く(特に強度は致命的)、前後ローラーベースも広くなるのでGUPのものに交換したほうが無難。 駆動系はTYPE2系シャーシを改良したもので、ワイドな設計を生かしてプロペラシャフトを左側に配置、コの字形に動力を伝達するという独特の構造になっている。 駆動系精度においてはVSシャーシと同等か若干劣るものの、かなりデキが良く、素のままでもけっこう速い。 1.4mmのプロペラシャフトを使うミニ四駆シャーシの中では、発展型のXXを除けば唯一オレンジクラウンを使っている。 これは従来のシャーシがレイアウトの関係で、ピニオンギヤを避けてプロペラシャフトを車軸(ドライブシャフト)より下方に設置しなくてはならなかったのに対し、SXではピニオンギヤとは一切干渉しない正反対側にペラシャが配置されていて(ZERO系シャーシやTZ系シャーシを見てみるとわかるが、ピニオンギヤとペラシャのクリアランスはかなりギリギリ)、ピンク色のヘリカルクラウンギヤを採用する必要がなかった為であると思われる。 ワイドに設計された分、バッテリーやモーターの位置を低く設置され、さらに低重心となった(その所為か、他のシャーシのボディを乗せると浮いたような印象になるが)。 上記の通りホイールベースとトレッドが必然的に他のシャーシよりも長くなっている。 そのため、2次ブーム以前のミニ四駆シャーシとしては唯一72mmドライブシャフトを標準装備し、ペラシャも専用のものが用意されている。 これは直進性と安定性において有利であるが、コーナーで大きく減速する要因となる。 その所為か、次代のVSでは真逆のコンセプトが取られている(但し後部ギヤボックスがTYPE-2式になっていたり、開閉式のバッテリーホルダーや2点止め方式のリヤステーなどの利点はフィードバックされた) また、このシャーシはモーターを底部から取り外せるようになっている。ボディを外さなくていいのでモーター交換が楽。 底部からモーターユニットを着脱するシャーシとしては始祖であるが、2012年登場のARシャーシもX系によく似た構造を持っている。 この構造は単純に便利というだけではなく、TYPE-2式ギヤケースの欠点を解消していると言える。つまり通常のTYPE-2式に比べ、一々カウンターギヤ(カウンターギヤシャフト)を外さなくて良いので、メンテナンスの手間がかなり省けるのである。 更にバッテリーホルダーもヒンジを使った開閉式の大きなものに変更され、電池交換の際に無くす心配が大幅に減少した。 しかも、他のシャフトドライブシャーシのものと違い4点で支えるので、保持性能が最も高いといえる。 また、この部分を「X」の形にして渋さを演出するこだわりようで、ファンを魅了している(その他の部分にもXを模ったと思しき意匠がある) お子さんにも安心して取り扱える親切設計と言えよう。 このシャーシを端的に表すと「重厚長大」であるといえ、従来のシャーシとは540°コンセプトの異なるシャーシである。 発展・改良型としてスーパーXXがある。 余談だが、金型番号3・4番(たぶんナックルブレイカー先行販売版辺り)からはフロントバンパー(のローラー取付穴近辺)の形状が現在のものになり、以降の金型ではこの形になっていて、これ以前の1・2番金型にもフィードバックされている。 同時にモーターマウント付近の形状も3・4番から若干変更されたが、こちらは1・2番へのフィードバックがない。 ちなみに8番金型まで確認されている。 このシャーシは特に強度面と安定性から、テーブルトップなどのジャンプ要素があるレース用のマシンとしてオススメ。 マシンのジャンプ中に駆動系のカウンタートルクが本体重量と相殺され、空中で車体が安定する。 ただし、左右非対称のセッティングを行っている場合はこの限りではない。 無加工のGUP取り付けなどで速くすると、すぐに速度の限界が見えてくる。 これは前述の通り、コーナーで大きく減速することが大きな要因である。 足回りや重量の見直しなどで、コーナリング速度の限界突破は可能。 他のバリエーションとして、ブラウングレー、ブラック、スモークブラック、ホワイト、レッド、蛍光オレンジ、ブルーなどのカラバリがある。 以下、カラーバリエーションについて。 ブラウングレー 最初に発売された色。エアロミニ四駆に採用されているものは大抵これである。 ブラックに比べて多少材質が柔らかいような印象を受ける。 良いか悪いかは別として。 ブラック ナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版とマイティミニ四駆シリーズ、及びマックスブレイカーTRFに採用されている。 ブラウングレーよりも硬いが、そのせいか若干割れやすい感がある。前輪の軸受部分が特に割れやすい。 尚、マイティシリーズに入っているギヤカバー他のランナーはエアロシリーズと同じグレー系であるが、マックスブレイカーTRFに付属しているものは、シャーシもギヤカバーも共にブラック。 ナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版はライトスモークになっていた。 2011年9月にGUPとして、ポリカ仕様のものが赤とセットで販売された。 スモークブラック ナックルブレイカー ブラックスペシャルにて標準装備されたほか、限定GUPとしても販売されている。 クリア系素材の御多分に漏れず脆弱であり、実用に耐えられる感じではなさそう。 それでもクリア素材特有の割れやすさはある程度改善されているようで、材質の柔軟性がかなり向上している・・・が、柔らかすぎな気もする。 具体的には、ダメージを受けた部分が白濁する。もう、泣くしか。 ちなみに、GUPのものはナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版と同じ、ライトスモークカラーのAランナーが付属する。 ライトスモーク レイザーギル クリスタルバージョンにのみ採用された色。 キット自体が懸賞企画用だったため、このシャーシも非常に希少なものとなっている。 上記のスモークとよく似ているが、こちらの方が色が薄く、上記のライトスモークカラーのAランナーとほぼ同じ色となっている。 付属のAランナーも同色。 ホワイト 限定グレードアップパーツとして存在する他、マックスブレイカー、シャドウブレイカー、マックスブレイカーTRFの各クリアスペシャルに付属していたらしい。 スポット生産だったようで、出回った数はあまり多くはないようだ(ただ何時ぞやの福袋に入ってたり・・・) 直射日光(主に紫外線が原因)や経年劣化により黄ばんでくる為、それを避けたい場合は保管方法には細心の注意を払おう。 なお、ギヤケース類もホワイトで、シャーシ本体より純白に近い。 シャーシ本体と同じく、やっぱり黄ばむので注意。 カーボン強化 みんな大好き 通称炭SX。頑丈さや駆動効率の高さはもはや説明の必要もないだろう。 黒っぽいが、材質変更の所為か純黒ではなく、ダークグレーに近い。 過去に、限定生産としてカーボン入り強化シャーシがグレードアップパーツとして販売された。 堅牢でプロペラシャフトの滑りが良いうえ、金型も後期の5・6番で優秀等と高く評価されている。 ギヤカバーの色が豊富で、GUPではパープル、オレンジ、グレーといった片軸チューン系モーターのような3色がラインナップされ、これも人気の一端を担ったといえる。 GUP単体としてはYahoo!オークションなどで取り引きされている。 なお、グレーのギヤカバーのみ2010年3月に通常版、さらに2014年7月にカーボンホイール・ハードスリックタイヤ付きの形で再版されている(但しシャーシ本体の型番はCX09と同じもの)。 こちらはCX09のものと違いオリジナルのものに近い色をしている(ただし金型はCX09と同じ1、2番金型)。 2009年7月18日に限定キットとして「マックスブレイカー CX09 ブラックスペシャル」が販売された。 付属のシャーシ、および専用ホイールはカーボン入り強化タイプとなっているうえ、ハードスリックタイヤも装備していて、シャフトドライブシャーシのキットでは最高クラスの基礎ポテンシャルを秘めているといえる。 但し、シャーシはGUPのものに比べて炭素含有量が減ったのか、はたまたマトリクスが何らかの変更を受けたのか、見た目が少し変化していて使われている金型番号もGUPのものより若い(CX09は1・2番の後期型、旧GUPは4・5・6番)。 一部情報では、カーボン含有量は昔のものと同じという事らしい。 と、言う事は見た目のわずかな違いは使われている金型の関係だろうか・・・真実は神のみぞ知るといったところか。 CX09に付属しているギヤカバーはダークなメタリックグレー。 レッド 2009年に赤のテストショット版(?)が抽選会などで配られた(これ以前にも存在していたようだが・・・) このときのテストショットは少数であった模様。 その後、大量に出回り、各地の抽選会やレースの景品として配布された(公式大会以外でも学際レースの景品として赤レーザーギルなどと一緒に出回った模様) だが、ギヤカバーはなくシャーシだけ生産した模様である。 色味は赤の強化リヤステーより少し薄いぐらい。多少透けがある。 2011年9月にGUPとして、ポリカ仕様のものが黒とセットで販売された。 こちらにはギヤケースが付属する。 蛍光オレンジ 海外の代理店企画商品。 東南アジア限定ライジングトリガーキットに付属。 シャーシ、ギヤケースとも蛍光オレンジで、フロント用ゴムリングローラーも同じ色のものが同梱される(ノーマルのブラウングレーのものも付属する)。 その他、ボディは濃い目のクリヤーブルーでホイールはホワイト、タイヤはクリヤーとなっているなど、出来うる限りのすべての部品がスペシャルカラーになっている。 実に羨ましい、日本でも販売してほしいものである。 ブルー 昔抽選会にて配られた。
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【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●ITEM No.18080 ●本体価格1,000円 ●2014年1月18日(土)発売 【本体内容】 ベアホークJr.のRS版。 シャーシはライトグレイのS2。ギヤケースなどのA部品やリヤステーはブルーカラー。 4.2:1のスピードギヤ、モーター付き。 ホイールはマットクロムメッキ仕上げの大径6本スポークホイール。 タイヤはブルーの大径スリックタイヤ。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18080/index.htm 【備考】 パッケージサイドのシャーシ写真でバッテリーホルダーの向きを間違えられているw (アカン・・・) そして2014年8月ごろ店頭に並びだしたロットではコッソリ修正されているw
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【基本データ】 ●全長156mm ●全幅97mm ●全高45mm ●Item No:18645 ●本体価格900円 ●2016年8月27日(土)発売 【本体内容】 MA採用第10弾。 シャーシ本体はABS樹脂のグレーカラー。ギヤカバーなどのAランナーは低摩擦素材のライトグレーを採用。 ギヤ比は3.5 1。 ホイールはLPフィンのシルバー、タイヤは黒のローハイトタイヤ装備。 ボディの成型色はメタリックブラック。 【漫画、アニメでの活躍】 「ハイパーダッシュ!四駆郎」の単行本版第1話追加シーンに、フェスタジョーヌ(MAシャーシ)と共に登場。 他の実車系PROマシンと共にストリートミニ四駆に出走している。 なお、バーニングサンに他のマシンが吹っ飛ばされているシーンにはいない(そもそもこのコマが雑誌に掲載された時点では、ジルボルフは発表されていない・・・どころか影も形もなかった)。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18645/index.htm 【備考】 名前の由来はドイツ語の「SILBER(銀)」と「WOLF(狼)」を組み合わせたもの(だとしたら、カタカナでの発音表記は「ズィルヴォルフ」が近い)。 レイボルフとはおそらく関係ない。 両軸モーター小径マシン同士という以外に共通点はなく、またマシン名の「ボ」の部分の綴りも違う(但し英単語にvolfという綴りの言葉はないため、ドイツ語のヴォルフを英語表記にしたことも考えられる。人名などでは、たとえ英語圏でもヴォルフの発音は変えない)。 モデル車両はドイツの自動車メーカーであるダイムラーがメルセデスAMGブランドで展開するメルセデスAMG・GT( 参考 )ではないかという声がある模様。 特にGT3仕様はよく似ている。 Item Noがライズエンペラーの18643から連続せず18645が振られ、2016年10月発売のゴッド バーニングサンの方が先のItem 18644になっている(ホットショットJr.とホーネットJr.、スーパーアバンテRS (スーパーIIシャーシ)とスラッシュリーパーなど、過去にもITEM Noと発売順が逆になった例はいくつかある)。 実はボディフックとボディキャッチの出っ張りを切るだけでS1、S2シャーシに簡単に乗せ変えできる。 バリエーションキットとして、ミニ四駆 くまモンバージョン GT、ジルボルフ ピンクゴールドメッキなどが登場。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長155mm ●全幅97mm ●全高40mm ●Item No:95224 ●本体価格1000円 ●イタリア発売:2015年 ●国内発売:2016年3月26日(土) 【本体内容】 シャドウシャークのボディ・シャーシ・タイヤにイタリア国旗の3色をあしらったイタリア仕様。 シャーシはオールホワイトのAR。本体がポリカABS製で、AランナーはPOM製。 モーター付き。 ホイールはカーボン強化樹脂製のPRO初期型大径3本スポークホイール。タイヤはグリーンのハードスリック。 ボディはイタリアンレッド。ステッカーも本品に合わせた専用のイタリア仕様になる。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 イタリアが愛の国ならば、すべての愛は俺の手中にある by ルパソⅢ世 【公式ページ】 http //www.fantasyland.it/tamiya/mini-4wd/modelli-mini4wd/shadow-shark-italia-special-telaio-ar/ http //www.tamiya.com/japan/products/95224/index.htm 【備考】 イタリア限定、と思いきや日本でも発売されることになった! 国内販売を見越した仕様で勿体振るのは販売戦略の常套手段やね・・・ ちょうど、イタリアを舞台にしたルパンIII世最新シリーズの放映時期に発売したのは狙っていたのか?w パッケージ等ではシャーシ本体はABS製となっているが、実際に入っているモノはポリカABS製である。 2017年2月~にコジマ一部店舗で開催の ミニ四駆工作教室 で組み立てるキットとして本キットが選ばれている。
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フレキシブルを作る際の色あわせなどにどうぞ。 ※本ページは、私的にまとめた情報を公開するものであり、記載内容に責任を負うものではございません。 ご購入の際には、各製品について、ご自身での確認をお願いします。 また、誤記を見つけられた場合は、BBS等でご連絡をいただけますと幸いですm(_ _)m ABS:通常ABS、 PC:ポリカーボネート強化ABS素材、 GF:グラスファイバー強化素材、 CF:カーボン混入素材 【限定商品】 キット名/パーツ名 センター シャーシ素材 シャーシ色 バンパー バンパー素材 バンパー色 ギヤカバー色 アバンテMk.II ピンクスペシャル(クリヤーボディ) 軽量 PC 黒 N-02/T-01 PC 黒 蛍光ピンク サバンナ レオ ブラックスペシャル バージョンII ノーマル ABS 黒 N-02/T-01 ABS 黒 黒 サンダーショットMk.II ピンクスペシャル ノーマル ABS 白 N-02/T-01 GF 白 白 アバンテ Mk.III ネロ クリヤーバイオレットスペシャル 軽量 ABS シルバー N-02/T-01 ABS シルバー シルバー スラッシュリーパー レッドスペシャル 軽量 PC 赤 N-02/T-01 PC 赤 黒 ライジングエッジ ブラックスペシャル 軽量 PC 黒 N-02/T-01 PC 黒 紺 トライダガーXX クリヤースペシャル(ポリカボディ) ノーマル ABS 赤 N-02/T-01 ABS 赤 赤 キーンホークJr. クリヤーピンクスペシャル ノーマル ABS 白 N-02/T-01 ABS 白 白 ネオファルコン クリヤーイエロースペシャル ノーマル ABS 白 N-02/T-01 ABS 白 白 アバンテ Mk.III アズール クリヤーブルースペシャル ノーマル ABS 白 N-02/T-01 ABS 白 白 アバンテ X (エックス) クリヤーオレンジスペシャル ノーマル ABS 白 N-02/T-01 ABS 白 白 アバンテMk.III コンペティションパック ノーマル ABS 黒 N-02/T-01 ABS 黒 水色 アバンテMk.IIIアズール クリヤースペシャル(ポリカボディ) 軽量 ABS 黒 N-02/T-01 ABS 黒 黒 サンダーショットMk.II クリヤースペシャル(ポリカボディ) 軽量 ABS 黒 N-02/T-01 ABS 黒 黒 アバンテMk.II Vスペシャル ノーマル ABS 黒 N-02/T-01 ABS 黒 黒 アバンテMk.IIIホワイトスペシャル 軽量 ABS 蛍光緑 N-02/T-01 ABS 蛍光緑 蛍光緑 マンタレイMk.II ホワイトスペシャル 軽量 ABS 水色 N-02/T-01 ABS 水色 水色 ダッシュ1号・皇帝(エンペラー) ブラックスペシャル(NEW) ノーマル ABS 蛍光黄 N-02/T-01 ABS 蛍光黄 蛍光黄 アバンテ Mk.III レッドスペシャル 軽量 PC 赤 N-02/T-01 PC 赤 赤 阪神タイガース スペシャル ノーマル PC 黒 N-02/T-01 ABS 黄 黄 読売ジャイアンツ スペシャル ノーマル PC 黒 N-02/T-01 ABS オレンジ オレンジ バイソンマグナム Gスペシャル 軽量 PC 白 N-02/T-01 PC 白 白 サバンナ レオ ブラックスペシャル ノーマル PC 黒 N-02/T-01 PC 黒 黒 桃井はるこ Special Ver.2 ホットショットJr. 軽量 ABS 蛍光オレンジ N-02/T-01 ABS 蛍光オレンジ 蛍光オレンジ ネオファルコン ホワイトスペシャル 軽量 ABS 白 N-02/T-01 GF 白 白 マンタレイ Mk.II ブラックスペシャル ノーマル ABS 青 N-02/T-01 GF 青 青 ミニ四駆PRO MSシャーシ Evo.I 軽量 GF シルバー N-02/T-01 GF シルバー シルバー サンダーショットMk.II ピンクスペシャル ノーマル ABS 白 N-02/T-01 GF 白 白 サンダーショットMk.II ブラックスペシャル ノーマル ABS 赤 N-02/T-01 GF 赤 赤 アバンテMk.II ブラックスペシャル ノーマル ABS 黒 N-02/T-01 GF 黒 黒 TRFワークスJr.リミテッド ノーマル GF 黒 N-01/T-01 GF 黒 黒 MS強化シャーシセット(ホワイト) 軽量 PC 白 N-02/T-01 PC 白 白 MS強化シャーシセット(ホワイト) 軽量 PC 白 N-02/T-01 PC 白 白 MSカラーシャーシセット (シルバー・ピンク) 軽量 ABS シルバー・ピンク N-02/T-01 ABS シルバー・ピンク シルバー・ピンク MSカラーシャーシセット (パープル・グリーン) 軽量 ABS パープル・蛍光緑 N-02/T-01 ABS パープル・蛍光緑 パープル・蛍光緑 HG N-04・T-04カーボンユニット - - - N-04/T-04 CF 黒 - 軽量センターシャーシセット (スモーク) 軽量 ? スモーク - - - スモーク 軽量センターシャーシ (オレンジ) 軽量 ? オレンジ - - - - 【通常商品】 キット名/パーツ名 センター シャーシ素材 シャーシ色 バンパー バンパー素材 バンパー色 ギヤカバー色 各種キット ノーマルor軽量 ABS 黒 N-02or01/T-01 ABS 黒 黒 GP.411 N-04・T-04強化ユニット (レッド) - - - N-04/T-04 PC 赤 - GP.384 N-03・T-03バンパーレス LED(赤)ユニット - - - N-03/T-03 ABS スモーク - GP.382 N-03・T-03バンパーレスユニット - - - N-03/T-03 ABS グレー - GP.374 MSシャーシ用 軽量センターシャーシ 軽量 ABS グレー - - - - GP.367 N-02・T-01強化ユニット - - - N-02/T-01 GF 黒 - GP.363 MSシャーシ用強化ギヤカバー - - - - - - 黒 (2016/02/05)
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●全高??mm ●Item No:19434 ●本体価格1,100円 ●2011年6月25日(土)発売 【本体内容】 あのビクトリーマグナムが(ry シャーシは本体がカーボン強化のブラックS2シャーシ、ギヤケースがブルー(のちに発売されたシャイスコプレミアムとは色合いが違う)になる。 通常ラインナップでカーボンシャーシを採用したキットは初。 ギヤは超速。 ボディ形状の関係でマグナムセイバープレミアムのホイールがそのままでは使えないので、旧キットと同形状のホイールになっている。 ホイールは形状こそフルカウル標準型だが、素材が白のグラスファイバー入りに変更されているので、ノーマルよりも高性能。 また、走行用ミニ四駆としては初めてラジアルタイヤを装備している。 溝のパターンはリアルミニ四駆用タイヤからの流用だが、フルカウル標準型のホイールにあわせるために前後同じ径になっている。 マグナム ソニックセイバープレミアム・トライダガーXプレミアムと同じく、ステッカーがより原作に近いデザインのホイルシールに変更されている。 モデラーズギャラリーで、ボディの成型色をクリヤーブルーに変更したスペシャルキットが販売されたこともある。 【漫画、アニメでの活躍】 レッツ&ゴーの登場人物、星馬 豪の三代目愛車(のシャーシ代え) 上記の通りマーキングがより原作に近いモノになっている。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19434victory_magnum_premium/index.htm 【備考】 実は地味にシャーシの金型改修が入っている。 以降生産されたS2シャーシは順次この仕様になった。 実を言うとボディがS2用の金型改修を行っていないため、バッテリーホルダーが干渉していてボディが若干浮いてしまっている。 S1のバッテリーホルダーに交換するか、干渉している部分を少し削るだけで大方改善する。 干渉している部分はリヤカウル前方裏側にあるエジェクターピン跡の真横あたり。 今のところ、通常ラインナップにおいてグラスファイバー入りのホイールを装備したものはこのキットのみである(限定キットでは既に、TRFワークスJr. リミテッドがあった)。
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[基本データ] 使用ドライブシャフト:60mm 対応ギヤ比:5 1、4.2 1、4 1、3.5 1、3.7 1 (※) 使用カウンターギヤシャフト:ツバつき ターミナル:X型 重量(シャーシ骨格のみ他未装着):72g ※詳しくは ミニ四駆グレードアップパーツマッチングリスト(ギヤ比) を参照 [概要] ミニ四駆30周年を記念して2012年に登場した「エアロアバンテ」で初採用。 以前はREVシリーズで主に展開されていたが、なぜかシリーズが限定版を除いてナンバー5までで沈黙しており、今となってはフルカウルミニ四駆キットに採用されている方が多かったりする(プレミアム系キットが多い)。 完全新規設計としては、VSシャーシ以来となるプロペラシャフトで駆動伝達を行うシャフトドライブシャーシ。 空力追求と謳う通りシャーシ裏面がフラットになっていたり、各部が流線型デザインを取り入れていたり、各部にモーター・電池を冷却する為のエアインテイクが設けられている。 (シャーシ裏。ツルペタ~) (各冷却口。フロントインテーク[画像左上]、中央ラジエターとモーター用インテーク[同右]、リヤエスケープ[同左下]) でもミニ四駆くらいの速度じゃ空気力学とか以前の話の罠w 納得いかない人はミニ四駆よりずっと速く走る在来線の車両がなぜあんな空力ガン無視したような形なのか考えてみよう! (実際には、100km/h以上で走行する在来線鉄道車両では空気抵抗はそれなりの影響を及ぼすものの、製造コストや乗車定員などとの兼ね合いから、流線形にするのは非生産的、というのが実情である。) そもそもAR自体、空気力学や流体力学をかじった人間から見ると色々矛盾している所があるという・・・ ただ、シャーシ裏が滑らかになったのは芝セクション対策としては有効と言える。全体的に最低地上高が下がったARシャーシでは尚更である。 基本的には、空力性能を掲げZERO系よりも長いホイールベースで直進性を上げたとされるTZの、後釜と謂う認識でOK(あちらもモーター部分にエアインテイク、その後部がディフューザー状となっていてホイールベースが82mmなど、共通点が多い)。 特に、シャーシ各部にあるインテイクからは走行風が取り込め、エアロアバンテなどARシャーシ用にデザインされたボディでは、ボディのインテイクと連動し効率よく空気を取り込める様になっているなど、工夫が光る。 また前後左右のバンパー(ステー)はシャーシと一体化され、高い強度を確保している。 フロントバンパーは、X系シャーシのような中央部がやや抉れた前進型(Y字型)で、S2シャーシとほぼ同じ位置にネジ穴が有り強度・拡張性が高い。 但し、従来の幅76㎜の穴(SXXシャーシ以前のフロントバンパー外側の穴)が無くなっている。 前に出っ張っているため、フルカウルミニ四駆などのボディが他のシャーシに比べ干渉しにくい。 シャーシサイド(電池スペースの辺り)はX系シャーシの様なサブフレーム構造であり、剛性を飛躍的に高め捩れに強くなっている。更に其処にもネジ穴を設け、拡張性を高めている。 但し、この部分がかなり横幅がある為、MS程ではないにせよトレッドが制限されている(特に大径ホイールは顕著)。 サイドガード(サイドステー)も此処に設置されていて、強度が非常に高い。 以前のシャーシのサイドガードとはと異なり、左右のネジ穴の間隔がかなり狭いため、ローラーの取り付けは殆ど考慮されておらず、FRPプレートなどの追加部品の装着に特化していると言える。 具体的に言うと、TR-1シャーシ(ラジ四駆シャーシ)のフロントバンパーの、ローラー取り付け用のネジ穴のうち狭い方のネジ穴同士の間隔より狭い。 またその下部はサイドエアインテイクと成っていて、其処及びモーター上部のエアインテイクから進入する走行風はモーターに当たり、上部のモーター後方と直下の最後尾にあるエアエスケープから排出、モーターの熱ダレを効率的に防ぐ構造になっている。 その為、アルミモーターサポート等の冷却強化パーツの設置を考慮していない(と言うよりも、モーターなどをシャーシ下面から取り出せるようにした為の制約の方が大きいか)構造である。 ただ、ギヤケース側はモーターの冷却には全くと言っていいほど効果がない・・・どころか、ギヤケース内へのホコリの侵入の原因にもなっちゃってたりするので、スポンジなどで塞いでおいた方がいいかも・・・。 リヤステーはMSシャーシと同じ一体型だが、MS・・・というよりも、最初の本格的なリヤステーであるリヤースキッドローラーステーを除き、従来の全てのリヤステーと大きく異なるのは左右分割式ということである。 これによりボディキャッチへのアクセスは従来のリヤステーよりも大幅に向上したが、非常に分厚く成型されてはいるとは言え強度的に正直少々不安な面でもある。 しかし、キットには左右のステーをつなぐプレート型のスキッドパーツ(このパーツ自体も非常に頑丈)が標準で付属し、又やはりネジ穴も多いためFRPによる補強が容易に行える様になっている。 但しこのスキッドプレートを取り付けるネジ穴が、下に長く伸びている為か折れる事がある。長いネジを使ってネジ穴上面まで貫通させるかそれに近い状態にすれば折れにくくなる。 そうして出来た中央部の空間にマスダンパーを設置する事が前提となっている模様。 さらにこのシャーシ専用のFRPリヤステーが、ARフロント用FRPプレートと共にARシャーシ ファーストトライパーツセットに付属する(後に単品でも発売)。 なお、初めて標準装備となったリヤスキッドバーにはスポンジやゴムは付属せず、そのままだと樹脂面を路面に擦る弱タイプのスタビライザーとなる。ビスの頭が沈み込む形状の為にコース損傷の心配がなく、地上高は約2.5mmである。なおこれもGUP版が発売された。 余談だが、リヤステーの形状は二次ブーム時に出たパチ四駆シャーシの物(サンダーボルトシャーシ)にそっくりである。フロントもどっかで見たような・・・(シナ製のパチ四駆のシャーシであった気が。そう言えばアレも電池が裏から取り出せたな・・・) シャーシの駆動系統などの構造は、ZERO系やTZ系の物をTYPE-2方式にして独自の改良(後述するシャーシ裏側からのアクセスなど)を加えたモノで、1.4mmペラシャにヘリカルクラウン、TYPE-2系のギヤ(カウンターとスパー)などを右側に集中配置する従来のシャフトドライブ方式になっている。 因みに、駆動系統はかなり優秀。 また、このシャーシは使用するピニオンギヤーが制限されている点にも注意したい。 構造上、従来の白ピニオンや紫ピニオン、ダンガンレーサーのカラシ色ピニオンやオレンジピニオンなど8Tなら使用可能だが、ルール上ではカーボン強化ピニオン(ARキットに標準で付属のモノ、強化ギヤ&ワンロックギヤカバー付属品、GUPカーボン強化8Tピニオンギヤ(6個)など。全部色が黒)と真鍮ピニオンの2種類に制限されている。 これは従来のシャフトドライブシャーシより駆動効率が上がった分、ピニオンギヤーへの負担が大きくなったか、シャーシの頑丈さ故にクラッシュ時の衝撃がピニオンギヤーに集中する為か、強度の高いピニオンギヤーに制限した物と思われる。 ターミナルは前後ともXシャーシ型のターミナルを使用する。 スイッチはスライド式の一種だが、円弧状のレールをスライドする方式である事が既存のどのシャーシのスライド式・回転式スイッチとも異なる(MS軽量センターやS2又はMAの物はスイッチ自体がピボット軸といえる回転式)。 突出するスイッチレバーを保護するフェンスが前方に成形され、走行中のスイッチ誤停止を防ぐ。 と同時に、中央アンダーパネル(電池下)の突起でスイッチを固定するようになっているが、スイッチだけでなくアンダーパネル自体のスライドもロックし、振動や衝撃で外れて脱落する事を防いでいる。 ホイールベースはTZ系と同一の為に多くのTZ系マシンのボディの多くが搭載可能。 それ以外のシャーシ(ホイールベースが82mmのシャーシは勿論、80mmも)でも、一部のボディが無改造で載るらしく、イベントやJr.ニュース(143)でそのリストの一部が発表されている。 でも何故かFMマシンなのに、イベント発表のリストに入っていたストラトベクター・・・現物を試したが当然載るはずもなく、商品紹介ページの搭載できるボディ一覧からは消されている。 逆に、TZ系シャーシのボディでも載らない物がある。レイホークガンマがその最たる例で、大改造しない限りぶっちぎりで載らない。タイガーザップもかなり大がかりな切削が必要だったり。と云うよりもTZのスーパーシリーズはシャーシに対してかなりタイトに設計されているため、全部改造しないと乗らない・・・orz 逆にリストに載っていないボディでも、FM系以外なら小改造であっさり乗るボディもある(ホイールベース等の制約は除く)。超皇帝(MSシャーシ)が好例で、リヤのサスを外せばギヤケースとモーターマウントが当たるところをちょっと削るだけでいい。なんとフロントはそのままで行ける。サイドもちょうどいい具合に干渉を避けている。 また、電池収納スペース上部(電池と電池の間、シャーシの中央線上)にもネジ穴を設け、其処にマスダンパーなどのパーツを装着できるなど、今までになかった拡張性がある。 と謂う事は、バッテリーやモーターの交換にボディを外す必要が無い(カウンターギヤの交換のみ必要)為、この部分にボディを固定してより頑丈にしたり、その場合クリアボディなら前後のボディ固定パーツを省けるので軽量にも出来る。 因みにリヤステーに装着するスキッドプレートにまで追加装着用のネジ穴がある。 使用する上で既存のシャーシと最も異なるのは、電池・モーターと(カウンターギヤ以外の)ギヤ類をシャーシ下面から取り出す形式となった事、それに伴い前後ギヤカバーも下から着脱する様に成っている事である。 (アンダーパネルを外した状態) 因みにリヤアンダーギヤカバーはモーターカバーも兼ねる。カウンターギヤカバーは従来通りシャーシ上面に取り付ける。 モーターなら既にX系統で実現していたが、電池・ギヤを下面から取り出せるのはミニ四駆では初。 そのため電池交換の際もボディーを外す必要がなく、電池交換が必要な耐久レースや、電池をバトンにしたリレーレースなどでは特に大きな利点となる。 ただ、モーターはシャーシ裏から取り外しできると言っても、ペラシャとの位置関係からX系シャーシのようにすとん、とまっすぐ入れるわけにはいかず、斜めに差し込まねばならないのでちょっとコツがいる。 電池カバーパネルはカバー側面のサイドボタンを押しながら前方にずらすだけで簡単に外れ、モーター部分のディフューザー型カバーパネルも後部のボタンを押しつつ引き上げれば外れる仕様に成っている。しかしモーターパネルはちょっと外しにくい。特にナロートレッドのホイールを履かせるとかなり外しにくくなる。 電池を下から取り出すバッテリーボックスの構造上、重心が低くなり高い安定性を期待できる。 フロントパネルはシャーシ上面のボディのフロントフック差し込み口後ろの爪を指で押すと外れる。 裏技的な方法として、裏返したときに右側にあるスリットに爪やマイナスドライバーを差し込み、テコの原理で引っ張り出すと外れる。 ちなみに、モーターパネルは単独で外せるが、フロントパネルは電池パネルを取った状態でないと外せなくなっている。 この特徴の為、駆動系・電気系のパーツはほとんどシャーシ裏面から組み立てるが、カウンターギヤの交換時は唯一、ボディを外す必要がある。ギヤカバーはリバース形状のバネ爪によって着脱しやすく、またホールド性も高い。 又、シャーシの構造の特殊性ゆえか、キット付属の標準プロペラシャフトを外すにはリヤホイールも一緒に外さなければならなくなっている、という数少ない欠点がある。 厳密に言うと、外す必要があるのはリヤ側クラウンギヤなのだが、クラウンギヤを外すにはシャフトを車軸受から最低片側外す必要があり、つまるところ車軸に装着されているホイールを外さなければならないという事である。 中空プロペラシャフトに換装、ないしニッパや爪切でギヤの角落とし加工をしていれば、ホイールの脱着なしにプロペラシャフトを外す事が一応可能(ギヤの形状の違いに由来)。但し少々面倒くさい&プロペラシャフト及びリヤ側ペラシャ受け破損の危険を伴うなど、難しい面があるので自信がない場合はやらない事。 更に従来のシャーシにない特長の一つとして、ギヤケースやプラローラーを成型しているランナーが始めて低摩擦素材になっている。 この低摩擦素材は、その名の通り摩擦が低いだけではなく、粘り強く磨耗にも強いため消耗が少ないという特徴があるので、寿命は従来より長いと思われる(が、しかしリヤ側ペラ受けはシャーシ本体に成型されている上、低摩擦素材じゃないのでこのシャーシ特有の駆動系への負荷で寿命が短い・・・)。 そのため、同ランナーに成型されているプラベアリングはハトメが必要なくなり、無印ミニ四駆シリーズからずっと続いてきた、ミニ四駆の伝統ともいえるハトメ軸受けが初めて廃されている。 (ARの軸受けと、AR以前のハトメを使わないタイプの620軸受け[ダンガンレーサーのモノ]) 代わりにプラベアリングが5個付属し、余剰分はカウンターギヤに使う様になっている。 カウンターギヤは基本的にベアリングなしでも問題なく、また従来は予備を含め5ツ封入されていたハトメが廃されているため、5個目は実質車軸受けの予備として考えてもいいだろう。 同ランナーに成形されているローラーは、当然ながら同じ素材なので、低摩擦素材のローラーが標準で付属している事になる。而も標準でローラーが6個付属するシャーシはARが初である。ローラー付きのウイニングバードやセイバー系、ビートマグナムはボディの方に成形されている上、段付きビスは4つしか付属しない。 これまた同ランナーに成形されているボディキャッチは、規格は今までと同じ(なので完全互換・・・とはいかず一部のシャーシやボディでは何らかの問題が生じることもある)だが新規造形のジェットノズル型になっている。 ジェットノズル型は、以前TZ用強化バッテリーホルダー・ボディキャッチセットなどにも付属したが、あちらは絞りノズル型だったのに対し、ARの物はアフターバーナー点火時のような末広がり型になっている。 初期型は少々取り付けが堅くなっていて、しかも低摩擦素材でツルツルなので、指先の力と器用さが或る程度ないと扱い辛い。 特に外すのは大変で、リヤステーが左右分割式でボディキャッチに指が届き易くなってるとは言え、実戦ではこの部分にはFRPを渡す事が殆どだろうし、率直に言って取り外しのしやすい他シャーシ(TZ・X系の物がお薦め)やGUPのボディキャッチに変えておいた方が良い。 (使いたい人は画像の赤く塗った部分を丸ヤスリなどで削ろう![当然反対側も]) タミヤも問題ありと判断したのか、現在のものは改修が施され程よい硬さになり、かなり扱いやすくなっている(但し金型か個体差かはわからないが、現在でも結構固いモノもある)。 型式は大きく分けて2種類存在し、エアロアバンテの初期ロットなどに使用されたいた初期型と、改良された現行型がある。 見分け方はフロントスイッチ部に「18701-**」の刻印がされ、さらにリヤ右側2012TAMIYAと刻印されている上部に2の刻印のあるものは改修済み 顕著なのはモーターケースの部分で、初期型ではここが出っ張っていてトレッドの狭いホイールを使うとこちら側だけ干渉するなど不具合が出たが、現行型ではなだらかになり左右で同じホイールが使えるようになっている。 (側面から) (上から) (裏から) また、現行型では電池ケース内に電池の向きを示した刻印が追加されている。 さらに厳密には数通り存在し、2013年6月時点では、スイッチ部位の刻印と金型で各2通り存在する。 1番金型の「18701-00」は、エアロアバンテ初期ロット同梱の物でシャーシ螺子穴の品質が安定せず、1発で緩くなるシャーシから数回迄耐えられるシャーシまで個体差が酷かった。これを改善したのが「18701-01」でエアロサンダーショット以降の物(軈てアバンテにも波及)だが、螺子穴は緩い方で固定された。 エアロアバンテ赤SPで登場した2番金型は「18701-00」の刻印で、螺子穴の品質の安定性は不明。一部のミニ四駆ステーションで扱うAO単品販売もコレである。 その後「18701-02」でモーター位置の異音対策としてモーター受け部に小さな出っ張りが追加、 2021年再販トラッキンプレミアムの「18701-03」でリヤのクラウン、スパーのところに壁が新設されギヤ固定がしやすくなっている。 後に「18701-02」もリヤ部右側2012TAMIYAと刻印されている上部に2の刻印のあるものは「18701-03」と同等の改修がされている。 このシャーシを採用したエアロアバンテの発売に合わせ、専用のファーストトライパーツセット「ARシャーシ ファーストトライパーツセット」が用意されている。 内容は、通常のファーストトライパーツセットからFRPプレート類をARシャーシ用のものに変更、低摩擦ローラーのサイズを13mmに、低摩擦ローラーとスタビヘッドの色を蛍光グリーンに変更など。 FRPプレートは、フロントがほぼ完全新形状。 リヤはXXシャーシEvo.1に付属したCFRPプレートに似ている。新規設計ではあるが、機能的にはXX Evo.1のモノに近い機能を有する。 両方とも、前後に伸びるような(ローラーベースを長くするような)形状をしたAR標準のバンパーに対し、逆にローラーベースを縮めるような形状をしているのが特徴。 専用とは言っても、基本的にネジ穴の規格が同じなので、Xシャーシ以降のミニ四駆シャーシなら流用可。 前後のFRPプレートはそれぞれ独立したパッケージとして2012年8月に発売された。 [カラーバリエーション]